twin-section
Big four 四大鉄道会社
第一次世界大戦により疲弊した鉄道会社を立て直すため、1923年、多数あった鉄道会社は以下の4つに統合された。
- LMS ロンドン・ミッドランド&スコティッシュ鉄道
- LNER ロンドン&ノース・イースタン鉄道
- GWR グレート・ウェスタン鉄道
- SR サザン鉄道
大雑把に言えばロンドンを起点にグレートブリテン島を西海岸経由でスコットランドまで行くのがLMS。
東海岸経由がLNER。
ロンドンから西の方がGWR。
南の方がSR。
結局1948年に全て国有化されBR(British Railways)に集約された。
Buffer バッファー 緩衝器
衝撃をやわらげる為に車両の両端についているスプリング式の金具。機関車だけでなく貨車や客車にもついている。
Buffer beam バッファービーム
緩衝器や連結器が取り付けてある機関車前後にある赤い梁。殆どが木製でこれも衝撃を吸収させる為。
Engine 機関車
Locomotiveに同じ。
Fire box 火室
石炭を焚くところ。罐。
Gauge 軌間
レールとレールの間隔。
- 実際の鉄道
- Standard gauge 標準軌 軌間1435mm。日本では新幹線がこれ。
- Broad gage 広軌 標準軌より広いもの全般を指すが、GWRのものは2140mm。
- Narrow gage 狭軌 標準軌より狭いもの全般を指すが、日本の在来線は1067m。
- 鉄道模型
- 16番 16.5mm幅の線路上を走る鉄道模型の総称。HO(1/87)日本のHO(1/80)英国のOO(1/76)等がこれにあたる。
- N ゲージ 9mm幅の線路上を走る鉄道模型。英国では1/148、欧米では1/160、日本では新幹線が1/160でその他は1/150。
- OO9 ダブルオーナイン 9mm幅の線路上を走るOO(1/76)スケール、英国独自の規格。鉱山鉄道などのナローゲージに都合がよい。
- Zゲージ 6.5mm幅の線路上を走る鉄道模型。およそ1/220スケール。ドイツ、メルクリンの独壇場だったが日本メーカーの新規参入が相次いでいる。
Locomotive 機関車
押すか引くかして貨車や客車等の無動力車を動かすための動力付きの車両。動力の種類により以下に分けられる。
- Steam locomotive 蒸気機関で動く機関車。詳しくはsteam locomotive参照。
- Diesel locomotive ディーゼルエンジンで動く機関車。
- Electric locomotive 電気で動く機関車。
Round house 扇形庫
扇型の機関庫。ティッドマウスシェッドがこれ。
Running board 踏み板
ボイラーの脇、動輪の上辺りにあるステップ。
Shed シェッド 機関庫
機関車等を格納しておく建物。単なる倉庫等もShedとかGoods shed等と言う。平たく言えば小屋の事。
Shunter シャンター 入換え機関車
貨車、客車、機関車等を準備したり待避線に移動させたりするのに特化した機関車。速度よりトルク重視。ディーゼル(デビアス)がこれにあたる。
Splasher スプラッシャー 泥除け
Running board上にある半円形のカバー。
Steam locomotive 蒸気機関車、SL
蒸気機関で動く機関車。以下の二種類に大別できる。
- Tank engine タンク機関車。機関車本体に水と石炭を積むタンクを備えた蒸気機関車。詳しくはtank engine参照。
- Tender locomotive テンダー機関車。炭水車を連結する蒸気機関車。ゴードンやヘンリーがこれにあたる。当然タンク機関車より長距離向きとされる。
Tank engine タンク機関車
後ろが見やすいので構内の入換え等に向くが、逆に石炭、水を消費してしまうと軽くなってしまい牽引力が落ちるというデメリットがある。タンクの配置方法により以下のような形式がある。
- Side tank タンクがボイラーの横、途中まである形式。トーマスやアーサーがこれにあたる。
- Pannier tank タンクがボイラー横、上部まである形式。ダックがこれにあたる。
- Saddle tank タンクがボイラーを覆うように配置された形式。パーシーやビルとベンがこれにあたる。
Tender テンダー 炭水車
蒸気機関車に連結される石炭と水を積んだ専用の車両。これがついていると偉いとされる。
Turn table 転車台
機関車などの向きを変える為の回転する台。よくティッドマウスシェッドの前で廻っている。
- 最終更新:2009-08-01 11:38:20